「植木 等」2024 4.18
「植木 等」
2024 4.18

「植木 等」
2024 4.18

 出雲の神様のように、自分が目指す着地点に、物事をキッチリと落とすには、「天の時・地の利・人の和」の3つに恵まれる事が大切だが、「誰が事を為そうとしているのか?」、「その物事の内容・筋が良いのか?」、「相手は誰なのか?」という事も重要なポイントとなる。

「まわりくどい」話で恐縮だが、「あの人は自分の言う事を全く聴いてくれない!全く相手にしてくれない!」と嘆き、愚痴をこぼし、常識人の想像を超えた行動を起こす人をたまに見かける。 「何故、あの人は聴いたフリをして、自分の言う事を聴いてくれないのか?」 「何故、あの人はニコニコしながらも、実際は、相手にしてくれないのか?」を冷静に分析してみると主に、3つの理由が考えられる。まず1つには、「自分」がそもそも、「あの人」から信用されてない事が考えられる。世の中には、全く同じ発言をしても、「さすが!」と高く評価される人がいれば、「何、バカな事を言ってるんだ!」と言われる残念な人もいる。良くある事で、世の中、所詮は「人」なのだ。 2つ目には、「自分」の発言内容の「筋」が、そもそも悪い事が考えられる。自分では、素晴らしい発明、斬新な発想と思い込んでいても、「そんな事は、誰でも知っている!気付いてないのはあなただけ!」という発明(?)も、「公平・公正」なフリをして、実際は全くの「我田引水」的な発想も、往々にしてある。やはり「内容・筋」も最重要である。 そして最後の理由としてあり得るのは、「あの人」が「自分」の発言内容を、理解できてない事が考えられる。本人が日本語をしゃべっているつもりでも、日本語に聴こえず、外国語に聴こえる事もある。私も経験した。「あの人が言う事を聴いてくれない!」理由が、他にもまだあるかもしれないが、「あの人」は別にして、「自分」が「お呼びでない!」事は間違いない。