「1.58と1.27」2026 1. 19
「1.58と1.27」
2026 1. 19

「1.58と1.27」
2026 1. 19

「1.58と1.27」

 今回は数字の話。「10」と「12」の最小公倍数は「60」。「十干・十二支」の周期は「60」年。今年は、昭和41年、1966年以来の「丙午(ひのえうま)」。「丙午」には、「八百屋お七」の話が付いてくる。それまでは、「2.0」前後であった「合計特殊出生率」が、昭和41年の「丙午」には、「1.58」となった。人口が均衡した状態を保つ水準である「人口置換水準」は、「2.07」。最後に「合計特殊出生率」が、「2.0」を超えたのが、昭和49年、1974年、今から、50年以上前の事。つまり、昭和50年以降、人口減少の要因が出現した事となる。しかし、人口は、減少しなかった。何故か?より長生き出来る時代になったからである。男性も女性も平均寿命が延び続けたため、人口は減少しなかった。今から35年近く前の平成元年、1989年に、「合計特殊出生率」が、「1.57」となった。「あの昭和41年の丙午より低い!」。「1.57ショック」として大騒ぎとなった。国、地方自治体、全てを挙げて、「少子化対策」が講じられた。しかし、現状は現実である。ある推計によると、2005年の日本の人口は、1.27億人。それが45年後の2050年には1億人にまで減少するという。話を見えやすくするために、単純に割り算をする。1.27億人-1億人=2700万人。2700万人÷45年=60万人。つまり、1年間で60万人ずつ減少する事となる。60万人。ピンと来ない。2年間で120万人。つまり、2年毎に、確実に富山県が消滅する事となる。大変な事態だ。「お通夜」と「葬式」が一緒に来たみたいだ。しかし、「大変だ!」と騒ぎ立てる事で解決する事ではない。「大変だ!」で思考を停止する事は、政治家の仕事ではない。1.27億人でこの国を支えてきた。それを1億人で、どう支えるかだけの話である。答えは簡単。今まで、1.0頑張った人が1.27頑張れば良いだけの話。そのために必要不可欠なものは何か?「教育」である。全ての分野で、全ての人生のステージで、能力開発を図る必要がある。そう考えて、私は、3度スベリながらも、4度目の挑戦で、社会保険労務士の試験に合格した。