「社会福祉」2025 9.5
「社会福祉」
2025 9.5

「社会福祉」
2025 9.5

「社会福祉」

 「盲目」の女性のインタビューをテレビで放映していた。ご夫婦とも「盲目」のようで、共働きのようであった。楽しい食卓、美味しい食事を作るために、仕事帰りに1人で「白杖」をついて、スーパーマーケットでご主人の好きな、「肉」を探していたそうだ。食品ラベルは、点字で表記されていないので、手の感触で買いたい「肉」を求めていたそうだ。「肉」を触るその行動を見て、隣で買い物をしていたご婦人方が、「白杖」に気付かなかったのか、「何、あの人! 気持ち悪い!」との声が聞こえたそうだ。女性は、テレビのインタビューに答えて、最後にこう呟いた。「私達、幸せになっちゃいけないのかな。」と。

 政治家は、「福祉の向上!」を口にする。社会福祉。「公衆衛生」、「公的扶助」、「社会保険」、そして、「社会福祉」が主に社会保障を構成する。社会福祉は、「児童福祉」、「高齢福祉」、そして「障害福祉」に分類される。「児童福祉」、「高齢福祉」は誰もが来た道、行く道だから、経験し、イメージしやすく、理解しやすい。一方、「障害福祉」は、更に、「身体」、「知的」、「精神」に分かれ、障害を有する部位、障害等級も各々異なる。故に、「児童福祉」、「高齢福祉」と違い、1つの声、大きな声になりにくい。届きにくい。政治は、まず、その点に注意を払うべきだ。「小さな声を聴く力」が必要だ。その事を認識した上で、「福祉の向上」を訴えるべきだ。

 朝、徒歩で議員宿舎から、議員会館に向かう。交差点で、力強く、車椅子で移動する人とすれ違う。出勤途中のようだ。その姿にこちらが鼓舞される。9月は、障害者雇用促進月間。