「両輪」
地元で議会議員選挙が相次いだ。選挙は、期間中だけでなく、事前の後援会活動を含めて、候補者の所信と熱を訴える大切な機会である。演説会では、応援弁士を務める「首長」から、「議会と行政は車の両輪!」との言葉が良く用いられる。「首長」の立場からすれば、候補者を「持ち上げる」意味も多分にあるであろう。リヤカーにしても大八車(古いな!)にしても、車輪の大きさが同じだから、前にも後にも進む。車輪の大きさが異なれば、その場で、グルグルと回り続ける事になる。車輪の大きさが異なれば物事が進まない。
議員だけの経験者としては、「両輪どころか、行政が圧倒的に強い!」というのが正直なところである。当たり前の話だが、「議会」とは「場」であり、議員は基本的に1人で行動する。(会派で活動する機会もある)。それと比較して、行政は、月曜日から金曜日までフルタイムで働き、組織で部長-課長-係長のラインで仕事をする。そう考えれば「両輪」という表現には、違和感を覚える。「両輪」であるためには、議員は「武器」を持たねばならない。その「武器」とは、選挙区を自ら歩き、見て、聴く事でしか手に出来ない。自ら歩く議員は強い。行政からも一目置かれる。仕事も出来る。よって選挙も強い。
令和7年10月22日、初めて、「行政」の役職に就く事になった。