富山県庁OBの人が言っていた。「2文字の課には、歴史がある!」と。確かに、「財政」、「人事」、「地方」、「秘書」、「道路」、「河川」、「耕地」課等の名前には歴史の「重さ」と伝統の「匂い」がする。
県議会議員に初当選した平成11年、「商工労働委員会」に所属した。商工労働部に「観光通商課」があった。つまり「観光」と「通商」で1つの課であった。その後、「名称」と「事業内容」は変化を繰り返し、今日では、「観光推進局」となり、複数の「室」と「課」を所管している。「夜警国家」から「福祉国家」へと振り子のようにスイングし続けるように、行政に求めるニーズが大きく変化した結果であろう。
国土交通大臣政務官として「観光庁」を担当している。現在の「観光庁」は昭和24年に、「観光課」が、「観光部」となり、その後、昭和30年に「部」から「観光局」になり、平成20年に「観光庁」となった。時代とともに「課」→「部」→「局」→「庁」と昇格を続け、「観光立国」を担っている。現在、自治体等に支援している内容もきめ細かく、県内でも多くの事業が採択されている。「スマート案内整備」、「マイクロモビリティ」、「周遊アクティビティ化推進」、「紅のブランド化」、「多言語観光ガイドアプリ」、「面的回遊・滞在拠点整備」等、事業名を聞いただけでは、「何、それ?」とわかりにくいが、実は、極めて具体的であり、見えやすく、「あーあれね!」とくる。「観光」も2文字である。