「飲水思源」2026 7.15
「飲水思源」
2026 7.15

「飲水思源」
2026 7.15

「飲水思源」

 「飲水思源」という中国の故事がある。その「4文字」をじーっと見ていると、何となく意味が伝わってくる。「井戸を掘った人の恩を忘れるな!」という事だ。

 今から約40年前、私は、大学にも行かずに、東京永田町の綿貫 民輔先生の事務所で「書生」のような日々を過ごしていた。議員会館は、先生の選挙区である県西部、いわゆる「呉西」の首長・議長・県議の方々が、建設省、農林水産省、文部省等の中央省庁に要望活動を行う拠点基地であった。その中に、選挙区ではない県東部、「呉東」の首長の姿が1人あった。同じ慶応大学の卒業生という事なのか、事務所によく立ち寄られていた。私が、川を挟んだ隣町の出身という事もあり、気に掛けて頂いていた。ある時、私にこう言われた。「富山県内には、公共事業等を採択、推進してもらうため〇〇期成同盟会や××推進協議会が沢山あるが、その数の比率は、呉西と呉東は7:3だ!県西部は結束力がある!」と複雑な表情で言っておられた。そして、「その現実を打破するために、主要地方道『魚津生地入善線』と、『黒部朝日公園線』の期成同盟会を設立して、私とあなたの町の町長が各々会長になって、責任を持ち、整備を進める事にしたよ!」と敢然と訴えられた。結果、橋も架け替えられ、道路改良も行われ、歩道も設置され、消雪も整備された。その2人は、元黒部市長の「荻野 幸和」氏と元入善町長の「柚木 春雄」氏である。先人の方々のイズムが今も私に刻まれている。先人の想いを受け止めて、次なる課題に向けて、さぁ、頑張っていきましょう!