「勉強にはなるが、役に立たない(?)話」2024 6.25
「勉強にはなるが、役に立たない(?)話」2024 6.25

「勉強にはなるが、役に立たない(?)話」2024 6.25

「勉強にはなるが、役に立たない(?)話」

 還暦を目前にした、いい大人ではあるが、今更ながら「へぇ~」と初めてその意味を知る事もあるし、全く真逆に理解していた事もある。うっかり、知ったかぶりをすると、「ちびまる子ちゃん」の「友蔵爺さん」のように顔に縦線が入る事になる。 「男は度胸!女は愛嬌!」ということわざ(?)がある。「男性には、度胸、女性には愛嬌が必要!」という意味でもあるが、深読みすれば、「男性は度胸がなく、女性は愛嬌がない!」と主張する人もいる。ちなみに、その後に、「坊主はお経!」と続くそうだ。 中学校の時、社会科の授業で、「ハムラビ法典」という法律を習った。「目には目を!歯には歯を!」というフレーズで有名だ。恐い法律で、てっきり「復讐OK!」という考え方と思い込んでしまうが、さにあらず。「半沢直樹」的な「やられたら、やり返せ!倍返しだ!」的な発想でなく、「過剰な報復を禁じ、同等の懲罰に止め置き、報復合戦の拡大を防ぐ!」という極めて、近代法的な主旨が本来の意味。 先日、新聞紙上で、「やぶさかでない!」という文字を見た。「吝かでない」と書く。上から目線で「仕方なく、渋々」と思い込んでいたが、全く逆で、「積極的に、喜んで!」が本当の意味。初めて知った。勉強になる。ただし、この言葉を用いた人が本当の意味を知っていて使ったかは、また別の話。