「ヤバイな!」。週末の日本海側の天気予報を見て、思わず呟いた。19日の月曜日に県議の方々と、新潟市の国土交通省北陸地方整備局に、補正予算のお礼に行く予定を組んでいた。「道路」、「河川」、「海岸」、「砂防」事業等について、補正予算を狙って、自治体、経済界とも連携し、要望、現地視察を重ねてきた。納得出来る予算額を獲得出来た。政治は「あいさつ」である。「お願い」をしたら、「お礼」に伺うのは当然だ。 県議団と「車」で富山から新潟に向かう事にしていた。警報クラスの天気予報を見て、私は行程を変更し、前日に富山から東京に向かい、当日、東京から新潟に行く事にした。「ヘタをしたら、県議の方々は、ダメかもしれないな!」と考えていた。当日の朝、天気予報はズバリ以上に的中。北陸自動車道は、一部通行止めになっている。県議の方々と連絡をとってみると、前日に「車」から「新幹線」に振り替えたという。「お見事!」県議全員が、北陸新幹線で高崎まで行き、上越新幹線で新潟へ。参加を予定していた全員が、時間通りに揃った。「お見事!」。 相手の国土交通省の担当者は作業服を着ている。道路の状況は、「通行止め」、「渋滞」の距離も伸び始めていた。大雪対策で忙しいところ、時間を頂いた事をお詫びし、謝辞を述べ、本筋の補正予算のお礼と、当初予算への要望を参加した県議1人1人が訴えた。「要求なき所に査定なし!」。参加者の熱意は大雪を溶かし、予算を引き寄せるであろう。それにしても、日本海側はホワイトアウト。新幹線で、1時間、2時間の高崎、東京はピーカンの青空。日本は狭いのか?広いのか?