「ついに来た!①-初質問-」2022 2.16
「ついに来た!①-初質問-」2022 2.16

「ついに来た!①-初質問-」2022 2.16

「ついに来た!①-初質問-」2022 2.16

 県議会議員として、「議員の仕事は当局に質問する事!」を政治信条に、あらゆる機会で質問してきた。地方議会は、有権者によって直接選ばれる首長と議会という二元代表制となる。故に、議員には当局をチェックする事が、まず求められる。だから質問する。国会では、院で多数を占める政党が政権を担う議院内閣制であり、与党は「法案を作る」という事前審査の過程で、議論を戦わせ、国会に上提された後は、早く法案を成立させる事が、与党議員の仕事となるため、野党と比べて、国会で質問する機会が、どうしても少なくなる。 「ついに来た!」 新年度予算の審議の終盤戦となる予算委員会分科会で、新人議員にも質問のチャンスが巡って来た。「質問を希望する者は、第1・第2希望を書いて、国対に提出するように!」とのペーパーがきた。「さて、何を質問するか?」 「まず、所属委員会の農林水産と厚生労働だろう!」と省庁を絞った。質問項目は出番が決まった後で考えれば良い。2月16日のラストバッターで農林水産省、環境省、警察庁に、翌17日のトップバッターで厚生労働省と決まったのが14日の夕方。質問時間は、質問+答弁で往復30分。選挙区を歩いた6月以降の記憶を辿った。 「有害鳥獣対策だ!」 各地でご苦労されている話を伺った。中山間地で、生まれて初めて動物園以外で、堂々と歩くイノシシの親子連れを目撃した。現場の話を思い出しながら、質問を作成した。心地良い緊張感の中で、ついに来た初質問であった。