「初登院」2021 11.10
「初登院」2021 11.10

「初登院」2021 11.10

 衆議院解散・総選挙後に、最初に招集される特別国会。衆議院、参議院には各々玄関があり、衆議院議員は、特別国会の招集日だけ国会議事堂の正面玄関からの登院が認められている。初登院では、「一番乗りを目指して、早朝から開門を待つ人」、「シンボルカラーを身に着ける人」、「夫婦同伴の人」等、様々である。地元のテレビ局、新聞社から、「何時に登院しますか?」との問い合わせ。パフォーマンスができる性格でも、年齢でもないので、無難に、「9時にしておきますか。」と答えておいた。

 国会議事堂裏には、議員会館の事務室があり、地下通路で結ばれている。初登院の数日前には、議員会館の部屋も決まり、入室可能となった。「さて、どのルートで国会正面に行くか?」 学生時代から永田町に生息し、政治の現場を学び、秘書として禄を食んでいたので土地勘はある。最短ルートは、議員会館から地下通路に潜り、議事堂を突っ切り、正面玄関に辿り着くルートである。

「いやいや、そうじゃないだろー。初めて登院するのに、国会の中を通って正面に行くのは違うだろー!」と考え直し、敢えて遠回りを選んだ。国会の敷地を踏まず、議員会館の自室を出て、参議院議員会館前を右折し、国会図書館を横に見て憲政記念館に突き当たり、再び右折して、ようやく正面に到着。昭和61年、21才の大学3年生の時、初めて綿貫民輔先生の事務所を訪ねた日から、政治の世界に飛び込んだ。あの時、あの場面を想いだしながら歩いた。感慨深い初登院であった。